子宮頸がんとは、ヒトパピローマウイルス（HPV）に感染することで子宮頸部（子宮の入り口）にできるがんのことです。
HPVの感染がありふれたもので、性行為の経験があれば誰でも感染する可能性があります。

子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス（HPV）ですが、これはワクチン接種により予防することが可能です。
また異形成というがんになる前の状態で発見可能な稀ながんで、年1回の定期的な検診を受けることで早期発見・早期治療が可能になります。

子宮頸がんワクチンを接種した方にも、年1回の定期検診をおすすめしております。

子宮頸部レーザー蒸散術とは、子宮頸部表層上部にCOレーザーを照射し、数mmだけ焼却して異形成を除去する治療方法です。
痛みや出血がほとんどなく、外来にて日帰りで受けられる患者さんへの負担が少ない方法です。
そして最大のメリットとして子宮の温存がはかれて、後の妊娠に与える影響が少ないことが挙げられます。

レーザー治療はほとんど痛みのない治療で、さらに麻酔を使用して行いますので、過度に痛みをご心配いただく必要はないと言えます。

レーザー治療は日帰りで受けられ、また使用する麻酔は強いものではありませんので、治療後すぐにご帰宅いただけます。
また、お車でご帰宅いただくこともできます。

レーザー治療は保険適用で、患者さんに負担いただく費用は12,000円程度となります。
費用の詳しい内容につきましては、お気軽に当クリニックへお問い合わせください。