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- 定期検診の重要性
子宮頸がんを早期発見するために
がんに進展する前に発見することが大事
子宮頸がんは異形成という前がん状態を経てがん化します。
そのため、年1回の定期検診を受けて早期発見してがん化を防ぐことが重要となります。
基本的に異形成の段階では自覚症状はなく、また多くのケースで自然になくなっていきますが、一部の異形成はそのまま進行してがん化する恐れがありますので、痛みや出血などの症状がないからといって安心せずに、きちんと定期検診を受けるようにしましょう。
熊本市西区のすえなが婦人科・産科クリニックでは子宮頸がんの検診を行っており、子宮頸がんだけに限らず、卵巣や子宮の状態を確認するなど、トータルな検診を行わせていただきますので、是非、積極的に受診するようにしてください。
性行為の経験があれば若くても検診を
子宮頸がんは原因がはっきりわかっているがんで、ヒトパピローマウイルス（HPV）に感染することで発症します。
ヒトパピローマウイルスの主な感染経路は性行為で、性行為の経験がある女性の多くが一度は感染していると言われています。
現在、10～20代という若年代の女性で子宮頸がんの異形成が多くみられるのは、性行為の低年齢化が背景にあるのではないかと考えられています。
なので、10～20代の女性の方も「自分には関係がない」とはお考えにならずに、性行為の経験があるのであれば積極的に検診を受けられることをおすすめします。
ごく初期に発見できれば少ない負担で治療可能
年1回の定期検診により、子宮頸がんをごく初期のうちに発見することができれば、お体への負担や後の妊娠への影響を抑えて治療することが可能です。
当クリニックでは、0期（子宮頸部上皮内腫瘍：CIN）の上皮にとどまったステージまでを適応範囲として、CO2レーザーを使った子宮頸部レーザー蒸散術を行っております。
子宮頸部レーザー蒸散術は痛みや出血がほとんどない負担の少ない治療で、外来にて日帰りで受けられます。
そして子宮にメスを入れないため、子宮を温存して治療することができ、流産や早産などの後の妊娠への影響もないとされています。
子宮頸がんの進行により子宮を失わないためにも、定期検診を受けて子宮頸がんからご自身のお体を守るようにしましょう。
